地形と人間

池田碩 編著

人間は自然の中で生かされている生物のひとつである。人間諸活動の中心舞台は地表である。地表の形態である地形はつねに変化し、場の条件によって固有の変化の特性をもっている。人間はそれぞれの地形に適応し、さらには、より効率的な利用法を求めながら生活圏を拡大してきた。したがって、人間の歴史は自然との共生や対立の歴史でもある。そこで、人間活動の舞台である自然環境のベースとしての地形について、その成り立ちや性質、特徴を把握し、それぞれの地域での人間活動の様相をたどり、地形と人間とのかかわりを検討してみたい。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 京都-盆地の地形と人間活動
  • 近江盆地・琵琶湖-日本最大の湖を湛える盆地
  • 奈良-古都を育んだ内陸盆地
  • 大阪平野-改変され続けた土地と川
  • 瀬戸内海-沿岸低地のなりたちと地形環境
  • 南九州-活火山と巨大カルデラのある風景
  • ロッキー中部-グレートベースンの自然環境
  • ハワイ-熱帯火山の自然と開発
  • アイスランド-広がる変動帯と寒冷地域の火山風景
  • ラ・セーヌとパリ-フランスの大動脈と心臓
  • アフリカ東部-大地溝帯と人類誕生の地
  • 中国-長江流域の地形環境と土地開発・災害

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 地形と人間
著作者等 池田 碩
書名ヨミ チケイ ト ニンゲン
出版元 古今書院
刊行年月 2005.4
ページ数 173p
大きさ 26cm
ISBN 4772250972
NCID BA71548615
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全国書誌番号
20778060
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

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