幻想の性衰弱する身体 : 性医学の呪縛を超えるには

斎藤光 著

「女」、「男」、「両性具有」から「アセクシュアリティ」まで。拡散し、多様化する現代の性は「性の荒野」をもたらした。閉じられた性意識に、規範から逸脱する生の声を聴くことはできるのか?混乱する語りのなかに、あらたなエロスを見つけることはできるのか?-衰弱した性意識の回復をめざして、身体による不変の可能性を探る試み。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 性は文化だ(性は制度の問題である
  • 「"性"」というとらえ方 ほか)
  • 第1章 全人的な体験としての性(類としての感覚、あるいは、種としての記憶
  • 射精中心主義とは何か ほか)
  • 第2章 性と性意識の現在(永田洋子の「乙女ちっく」イラストが暗示するもの
  • 連合赤軍は、性意識におびやかされていた ほか)
  • 第3章 性犯罪と「語り」-「現在」を歴史化するために(高橋お伝/秩序をはみ出すものの形象
  • 医学神話の成立 ほか)
  • 終章 変わりつつある性と変わらない性(すべては、「語り」のなかにある
  • 性のパラメーター(媒介変数)について ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 幻想の性衰弱する身体 : 性医学の呪縛を超えるには
著作者等 斎藤 光
書名ヨミ ゲンソウ ノ セイ スイジャクスル シンタイ : セイイガク ノ ジュバク オ コエル ニワ
出版元 洋泉社
刊行年月 2005.2
ページ数 215p
大きさ 20cm
ISBN 4896918908
NCID BA70917396
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全国書誌番号
20740933
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言語 日本語
出版国 日本
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