アメリカ過去と現在の間

古矢旬 著

現在のアメリカは、どんな過去の累積の上に成り立っているのか。「ユニラテラリズム」「帝国」「戦争」「保守主義」「原理主義」という、現代アメリカが直面している五つの問題群を入口にしながら、その政治と外交のありようを歴史的な文脈の中で考察し、混迷を深める「アメリカ的なるもの」の行方を探ってゆく。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 ユニラテラリズム-アメリカ対外活動の論理(孤立主義と国際主義
  • 理想主義と現実主義
  • ブッシュ的ユニラテラリズムの条件)
  • 2 帝国-普遍国家の逆説(「帝国」の原型-フレンチ・インディアン戦争以後
  • 「帝国」と「国民国家」の間-膨張の一九世紀
  • 「海洋帝国」の出現-冷戦と二つの戦争
  • 「帝国」の行方-9・11事件以後)
  • 3 戦争-軍事組織とデモクラシー(憲法と戦争
  • 民兵から常備軍へ
  • 「帝国」の軍隊
  • 新しい戦争)
  • 4 保守主義-「ネオコン」の歴史的文脈(リベラル社会における保守
  • 競争社会と保守主義
  • アメリカ保守主義の誕生
  • アメリカ保守主義の将来)
  • 5 原理主義-アメリカ的思考のパターン(アメリカ理解の鍵としての原理主義
  • キリスト教原理主義の起源
  • 政治化する原理主義
  • アメリカ的思考様式とは何か)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 アメリカ過去と現在の間
著作者等 古矢 旬
書名ヨミ アメリカ カコ ト ゲンザイ ノ アイダ
シリーズ名 岩波新書
出版元 岩波書店
刊行年月 2004.12
ページ数 232, 5p
大きさ 18cm
ISBN 4004309123
NCID BA70043759
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全国書誌番号
20732523
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言語 日本語
出版国 日本
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