百川敬仁 著
夢野久作の代表作にして日本幻想小説史上の傑作として名高い『ドグラ・マグラ』。時間的錯綜と奇怪な矛盾とをはらんだ入れ子構造ゆえに、難解きわまりないとされるその作品世界を、現実に対峙するための異界の構築という観点から精緻に読み解くことで、"幻想"や"土着性"といった従来の枠組みに還元されない、斬新な作家像を呈示する。
「BOOKデータベース」より
[目次]
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ