幻の漂泊民・サンカ

沖浦和光 著

一所不住、一畝不耕。山野河川で天幕暮し。竹細工や川魚漁を生業とし、'60年代に列島から姿を消した自由の民・サンカ。「定住・所有」の枠を軽々と超えた彼らは、原日本人の末裔なのか。中世から続く漂泊民なのか。従来の虚構を解体し、聖と賎、浄と穢から「日本文化」の基層を見据える沖浦民俗学の新たな成果。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 サンカとは何者だったのか
  • 第1章 近世末・明治初期のサンカ資料を探る
  • 第2章 柳田国男のサンカ民俗誌
  • 第3章 サンカの起源論をめぐって
  • 第4章 サンカの原義は「山家」だった
  • 第5章 発生期は近世末の危機の時代か
  • 第6章 三角寛『サンカ社会の研究』を読み解く
  • 第7章 今日まで残ったサンカ民俗をたずねる

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 幻の漂泊民・サンカ
著作者等 沖浦 和光
書名ヨミ マボロシ ノ ヒョウハクミン サンカ
シリーズ名 文春文庫
出版元 文藝春秋
刊行年月 2004.11
ページ数 392p
大きさ 16cm
ISBN 4167679264
NCID BA69540836
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全国書誌番号
20689111
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言語 日本語
出版国 日本
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