コンクリートの文明誌

小林一輔 著

ローマは一日にして成らず-。格言に引かれる未曾有の都市国家も、コンクリートなしにはありえなかった。人間社会の基盤を支えてきたその姿は、華麗というより木訥。本書は、そんな建築資材の視点より描かれた文明の物語である。新書『コンクリートが危ない』で現代社会に警鐘を鳴らした著者が書き下ろすライフワーク。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 すべての道はローマより発す-古代都市国家とコンクリート(火山灰が原料?
  • ローマ帝国を衰退させた公共事業 ほか)
  • 第2章 二千年の闇をぬけて-近代文明とコンクリート(スミートンの着眼点
  • 近代化をささえた鉄筋コンクリート ほか)
  • 第3章 激動の時代のなかで-総力戦とコンクリート(帝国自動車国道
  • 硫黄島の「防波堤」)
  • 第4章 戦後の復興とともに-高度成長とコンクリート(戦後集合住宅私的変遷史
  • 夢の超特急の影で)
  • 第5章 シヴィル・エンジニアへ-現代日本とコンクリート(コンクリートから見た日本と西欧
  • 土建屋とシヴィル・エンジニア ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 コンクリートの文明誌
著作者等 小林 一輔
書名ヨミ コンクリート ノ ブンメイシ
出版元 岩波書店
刊行年月 2004.10
ページ数 246, 12p
大きさ 22cm
ISBN 4000053884
NCID BA69347406
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全国書誌番号
20700154
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言語 日本語
出版国 日本
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