魔女狩り

ジェフリ・スカール, ジョン・カロウ 著 ; 小泉徹 訳

ヨーロッパの魔女狩りは、「暗黒」の中世ではなく、近代が胚胎しつつある一六、一七世紀に爆発的に起きた。この「狂乱」を成り立たせた原動力は何だったのか。迫害にはいかなる地域差があり、またどんな人が犠牲になったのか。進展著しい魔女研究を綜合し、魔女観の形成、社会統制、民衆文化、女性迫害などの多様な論点から、ヨーロッパ史の「闇」の本質に迫る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 魔術と魔法(魔術(witchcraft)と妖術(sorcery)
  • 日常の魔術(low magic)と高度な魔術(high magic))
  • 第2章 魔術、魔法、法(魔女論はどのように学問的に定型化されたか
  • 魔女迫害-地域研究
  • 魔女迫害-誰が犠牲になったのか)
  • 第3章 魔女迫害の原動力(魔女狩りを説明する
  • 魔女迫害の理論
  • 魔女が実在するという信仰は本当にあったのか
  • 魔女としての女性)
  • 第4章 魔女裁判はなぜ終息したのか(変化する信念
  • 結論)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 魔女狩り
著作者等 Callow, John
Scarre, Geoffrey
小泉 徹
カロウ ジョン
スカール ジェフリ
書名ヨミ マジョガリ
書名別名 Witchcraft and magic in sixteenth-and seventeenth-century Europe. (2nd ed.)
シリーズ名 Studies in European history
ヨーロッパ史入門
出版元 岩波書店
刊行年月 2004.10
ページ数 126, 24p
大きさ 20cm
ISBN 4000270915
NCID BA6924293X
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全国書誌番号
20706931
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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