なにわ華がたり

廓正子 著

絹子は大阪・天満菅原町の乾物問屋に生まれた。昭和十五年、周囲の猛反対を押し切って当時人気抜群であったOSSK(大阪松竹少女歌劇団、のちのOSK)に入り、駒ひかると名のって舞台に立つも、世の中は戦争に突入していく。大店の跡取り娘が、戦中戦後の混乱している芸能界を知恵と力でくぐり抜け、無名に近い落語家・桂米朝と出会い、結婚したのは昭和三十三年四月のこと。米朝の内弟子一号の枝雀、二号のざこばら、型破りの多くの弟子たちを陰から支えて育ててきた。本名は中川絹子、舞踊名は若柳吉古錦。波乱に満ちた半生記のはじまり始まり-。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 桑田絹子-なにわのいとはん(大店の跡取り娘に生まれて
  • 七歳で箏の初舞台
  • 天満宮界隈 ほか)
  • 第2章 駒ひかる-自分で道を開いて(OSKの「駒ひかる」誕生
  • 研究科をトップで卒業
  • 上級生には京マチ子が ほか)
  • 第3章 中川絹子-桂米朝とともに(「三」並びの挙式
  • 長男、小米朝誕生
  • 双子の誕生、枝雀が内弟子に ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 なにわ華がたり
著作者等 廓 正子
書名ヨミ ナニワ ハナガタリ : ナカガワ キヌコ カツラ ベイチョウ ト イチモン オ ササエタ ハンセイキ
書名別名 中川絹子桂米朝と一門をささえた半生記
出版元 淡交社
刊行年月 2004.7
ページ数 199p
大きさ 20cm
ISBN 4473031829
NCID BA69158979
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全国書誌番号
20640307
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言語 日本語
出版国 日本
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