だれが源氏物語絵巻を描いたのか

皆本二三江 著

現存する最古の絵巻、国宝・源氏物語絵巻。その絵も書も繊細で美しいが、じつに不可思議な点がある。きわめて高度な技法に混じって、子どもが描いたかのような描写も見られるのだ。当時、これほど贅をつくした絵巻をつくるのならば、専門絵師の集団もいたはず。では、一体なぜこんなことになったのか。源氏絵巻をつくった集団とは、どんな人々だったのか。画期的なアプローチから、通説をくつがえす制作者像が浮かび上がる-。源氏絵巻のあらたな魅力に光をあて、日本美術史上の大いなる謎に迫る衝撃の書。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 なぜ源氏絵巻は魅力的なのか(ようこそ、源氏物語絵巻の世界へ
  • 「女絵」の不思議な世界
  • 源氏絵巻は色で見る
  • 繊細な絵のなかのおかしなところ)
  • 第2部 子どもの絵からわかること(三つ子の魂百まで
  • 極楽浄土と果てなき闘争の法則
  • 永遠の美少女たち)
  • 第3部 源氏絵巻の作者へ向かって(画家たちが共有するもの
  • 姫君たちのたしなみと楽しみ
  • 国宝・源氏物語絵巻を描いた人びと)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 だれが源氏物語絵巻を描いたのか
著作者等 皆本 二三江
書名ヨミ ダレ ガ ゲンジ モノガタリ エマキ オ エガイタノカ
シリーズ名 源氏物語絵巻
出版元 草思社
刊行年月 2004.9
ページ数 214p
大きさ 20cm
ISBN 4794213417
NCID BA69110586
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全国書誌番号
20685022
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言語 日本語
出版国 日本
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