天体力学のパイオニアたち : カオスと安定性をめぐる人物史  上

F.ディアク, P.ホームズ 著 ; 吉田春夫 訳

天体力学とは、太陽系内の惑星の運動に代表される、ニュートンの万有引力を及ぼし合う物体の運動を論じる学問である。なかでも太陽系の安定性の問題には、数多くの数学者がエネルギーを費やしてきた。フランスのポアンカレ、ロシアのコルモゴロフ、アーノルド、米国のバーコフ、スメールなど、煌星のごとくである。本書は、カオスや安定性の概念が天体力学の問題からいかに発生したかを、生身の人間の営みを通して生き生きと描いた大河ドラマである。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 偉大な発見-そして過ち(パリの散策
  • ニュートンの洞察
  • 自然の法則を記述する言語 ほか)
  • 第2章 記号力学(不動点で始まる経歴
  • リオの浜辺にて
  • スメールの馬蹄 ほか)
  • 第3章 衝突とそれ以外の特異点(特異な人
  • 衝突か爆発か
  • コンピュータ・ゲーム ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 天体力学のパイオニアたち : カオスと安定性をめぐる人物史
著作者等 Diacu, Florin
Holmes, Philip
吉田 春夫
ホームズ P.
ディアク F.
書名ヨミ テンタイ リキガク ノ パイオニアタチ : カオス ト アンテイセイ オ メグル ジンブツシ
書名別名 Celestial encounters
シリーズ名 Springer mathematics club 第14巻
シュプリンガー数学クラブ 第14巻
巻冊次
出版元 シュプリンガー・フェアラーク東京
刊行年月 2004.9
ページ数 206p
大きさ 19cm
ISBN 4431711147
NCID BA68813241
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20674089
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想