再考『世紀の遺書』と東京裁判 : 対日戦犯裁判の精神史

牛村圭 著

本書は、「文明の裁き」、「勝者の裁き」という側面を考慮しつつも、第一義的には戦後という空気を作り出した主因としての対日戦犯裁判の「意義」を検討する。第一部は、BC級戦犯法廷を再考の俎上に載せる。第二部は、いずれも東京裁判を対象とする論考から成り立つ。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 BC級戦犯裁判と戦後思想(不条理に抗する言葉-『世紀の遺書』という文学
  • 時空をこえて死者の声を聴く-戦後史の中の木村久夫)
  • 第2部 東京裁判から日本文化論へ(英米法で闘った人-高柳賢三弁護人
  • 論理と常識とを武器として-山本七平の東京裁判
  • 「A級戦犯」の濫用を憂う-戦後精神史の一側面
  • 「戦後」を決めたもの-東京裁判、『菊と刀』、そして『「甘え」の構造』)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 再考『世紀の遺書』と東京裁判 : 対日戦犯裁判の精神史
著作者等 牛村 圭
書名ヨミ サイコウ セイキ ノ イショ ト トウキョウ サイバン : タイニチ センパン サイバン ノ セイシンシ
出版元 PHP研究所
刊行年月 2004.9
ページ数 257p
大きさ 20cm
ISBN 4569638260
NCID BA68561568
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全国書誌番号
20667447
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言語 日本語
出版国 日本
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