ふるさとは貧民窟なりき

小板橋二郎 著

橋板の貧民窟・岩の坂で育った社会派ルポライターが綴る、壮絶で切ない、怒涛のような少年時代の思い出。木賃宿・長屋の住人。梅毒で鼻が無い"フガフガのおばさん"、正体不明のインテリ「ゴライ博士」、ヒロポン中毒のマアちゃん、初恋のパンパンガール…。強靱で、悲惨で、温かで、そして何より自由だった戦中戦後の「東京スラム」を、深い郷愁を込めて描く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • ハギワラの受難
  • わが町・岩の坂
  • 赤犬を食った男たち
  • 記録のなかの岩の坂
  • 晩年の宿場町
  • 「番場の忠太郎」
  • わが母の出自
  • 東条のバカヤロー
  • 竹馬と石福とハギワラ
  • 天女の舞いおりた葬式〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ふるさとは貧民窟なりき
著作者等 小板橋 二郎
書名ヨミ フルサト ワ スラム ナリキ
シリーズ名 ちくま文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 2004.8
ページ数 264p
大きさ 15cm
ISBN 4480039732
NCID BA68254219
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全国書誌番号
20660681
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言語 日本語
出版国 日本
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