サハラが結ぶ南北交流

私市正年 著

今日、サハラ砂漠の北にはアラブ系の人びとが、南側には黒人系の人びとが住んでいる。二つの世界が定期的な交易活動を開始した十世紀ころから、アラブ人たちは黒人たちに関する情報を記述するようになった。しかし、観察し、記述した「北」による「南」に対する認識は、過去の歴史をこえて、現代に生きる私たちに「負の遺産」として伝えられている。本書ではサハラの南北交流史をたどりながら、この「負の遺産」の成り立ちを検証する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • サハラの南と北
  • 1 塩金交易の時代
  • 2 スペインとつながったサハラ交易
  • 3 サハラ交易の繁栄と富豪商家の出現
  • 4 黒人王国とヨーロッパ商人
  • 5 新時代の到来と奴隷交易

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 サハラが結ぶ南北交流
著作者等 私市 正年
書名ヨミ サハラ ガ ムスブ ナンボク コウリュウ
シリーズ名 世界史リブレット 60
出版元 山川出版社
刊行年月 2004.6
ページ数 90p
大きさ 21cm
ISBN 4634346001
NCID BA67679551
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全国書誌番号
20646883
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言語 日本語
出版国 日本
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