条約法の理論と実際

坂元茂樹 著

平和及び人権問題を中核とする現代国際法の構造変化を背景に、条約に関する基底文書「ウィーン条約法条約」、また日本が当事国であり数々の問題点を孕む「日韓併合条約」「国際捕鯨取締条約」等の事例研究を中心として、条約の留保、解釈、無効、紛争解決手続等、現代条約法の重要諸問題を詳細に論考。ロースクール用テキストに最適。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 総論(明治三八年の光と影-日本における条約法研究の軌跡)
  • 第2部 条約の留保(条約の留保制度に関する一考察-同意の役割をめぐって
  • 国際機関による留保の許容性決定-IWCの事例を素材として)
  • 第3部 条約の解釈(条約法法典化における解釈規則の形成とその問題点
  • 条約解釈の神話と現実-解釈学説対立の終焉が意味するもの)
  • 第4部 条約の無効(強制による条約の無効-"force"の解釈をめぐって
  • 日韓保護条約の効力-強制による条約の観点から
  • 日韓保護条約の効力-批准問題を中心に)
  • 第5部 紛争解決(条約法条約における紛争解決手続をめぐる問題
  • 国家責任法と条約法の交錯-二つの事例を手がかりとして)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 条約法の理論と実際
著作者等 坂元 茂樹
書名ヨミ ジョウヤクホウ ノ リロン ト ジッサイ
出版元 東信堂
刊行年月 2004.5
ページ数 418p
大きさ 22cm
ISBN 4887135556
NCID BA67422351
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全国書誌番号
20621121
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言語 日本語
出版国 日本
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