相続紛争処理と弁護士実務

東京弁護士会弁護士研修センター運営委員会 編

本書は、東京弁護士会弁護士研修センター運営委員会が平成一五年九月二七日に実施した「平成一五年度秋季弁護士専門講座」の講義録です。平成一五年度は「家事事件」(相続関係)をテーマに取り上げました。今回の専門講座では、現在の相続関係の事件で裁判実務及び弁護士実務上問題となりやすい点を中心に三つの講義を企画しました。遺留分制度をめぐる実務的な論点と遺留分減殺請求における留意点について概説し、遺産分割事件を代理人として処理するときの注意点を前哨戦としての成年後見制度の利用から調停・審判までの手続きに添って指摘し、遺産の範囲、特別受益、寄与分及び遺言等に関する実務上の諸問題を近年の裁判例から説明しました。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 遺留分(遺留分制度の意義
  • 遺留分および侵害額の算定
  • 遺留分減殺の順序 ほか)
  • 2 代理人として遺産分割事件を処理するときの注意点-遺産分割前哨戦から調停・審判まで(遺産分割前哨戦
  • 受任と双方代理
  • 遺産分割の前提問題の整理 ほか)
  • 3 近年の相続関係の判例から弁護士実務を考える-相続させる遺言・特別受益・遺言執行者の職務等(遺産分割の対象となるべき財産の範囲
  • 遺産分割の対象となるかが問題となる財産
  • その他の遺産分割の処理に際して問題となる事項 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 相続紛争処理と弁護士実務
著作者等 東京弁護士会
東京弁護士会弁護士研修センター運営委員会
書名ヨミ ソウゾク フンソウ ショリ ト ベンゴシ ジツム
シリーズ名 研修叢書 42
出版元 商事法務
刊行年月 2004.2
ページ数 196p
大きさ 21cm
ISBN 4785711213
NCID BA66839787
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全国書誌番号
20577949
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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