春は鉄までが匂った

小関智弘 著

容赦なく襲いかかる不況の波、とどまることなく進化する技術…。ものづくりに生きる町工場の人々は、それをどのように受けとめ、どのように乗り越えていくのか?最先端技術に命を吹き込む職人たちのワザと心意気を、旋盤工として、その真っ只中に身を置きながら描きつづけた小関智弘の代表作。鉄の感触や匂いさえも文章に刻みこんだ傑作ルポ。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 一本十銭の楊枝-まえがきにかえて
  • わたしのNC事始め-四十五歳の見習工
  • カバのあくび-プレス機械をつくる町工場
  • 月とスッポン-金型づくりのむかし、いま
  • そのまた裏通りを生きる人々-倒産工場の同窓会
  • 仕事の虚と実と-蘇る人たち
  • オヤジさんの宿命-汚れ、傷つきながら
  • 町工場はどこへゆく-生き残ることの意味
  • わたしのへその緒-わが父親への挽歌
  • 蟄居するとき-ひとりだけの工場
  • 現場百回-いやらしさとむきあうこと
  • いまを苦しむ-貧すれど鈍せぬ人たち
  • 必要なのは勇気と…-町工場たのし、かなし
  • 内部応力あるいは鋼の腹の中-あとがきにかえて

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 春は鉄までが匂った
著作者等 小関 智弘
書名ヨミ ハル ワ テツ マデ ガ ニオッタ
シリーズ名 ちくま文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 2004.4
ページ数 304p
大きさ 15cm
ISBN 4480039473
NCID BA66649952
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全国書誌番号
20590069
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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