中国と日本の外交政策 : 1950年代を中心にみた国交正常化へのプロセス

王偉彬 著

1949年に中華人民共和国が建国されて以後、日本の対中国政策と中国の対日政策はどのように作られ、どのように展開されてきたか。本書では1950年代に焦点を当て、日本滞在10余年の中国人研究者の立場で、当時の「政経分離」と「政経不可分」の政策や中国における対日交流の組織と対日批判の諸事情、日本の対中国政策へのアメリカの影響、また1958年の日中関係の断絶に至る諸要因などを、未発表の外交文書の発掘および当時の日中関係者へのインタビューを通じ客観的に考察した。本書は、多くの事例を分析し、日中関係における諸問題の共通性を明確にすることにより、現在および将来の日中関係のあり方に一つの示唆を提供する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 日中外交政策における「政経分離」と「政経不可分」
  • 第1章 日本の対中国基本政策「政経分離」の形成
  • 第2章 「以民促官」と「平和攻勢」
  • 第3章 日本の対中国政策とアメリカの圧力
  • 第4章 日中関係の断絶
  • 第5章 中国の内政と日中関係
  • 第6章 中国の岸内閣批判と「政治三原則」
  • 終章 中国と日本の外交政策の総合検証

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 中国と日本の外交政策 : 1950年代を中心にみた国交正常化へのプロセス
著作者等 王 偉彬
書名ヨミ チュウゴク ト ニホン ノ ガイコウ セイサク : 1950ネンダイ オ チュウシン ニ ミタ コッコウ セイジョウカ エノ プロセス
シリーズ名 広島修道大学学術選書 24
Minerva人文・社会科学叢書 24
出版元 ミネルヴァ書房
刊行年月 2004.2
ページ数 240, 6p
大きさ 22cm
ISBN 4623033848
NCID BA66259889
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20570274
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想