アジアの海の大英帝国 : 19世紀海洋支配の構図

横井勝彦 著

一九世紀中葉、幾多の植民地をもち、世界市場の制覇を狙うイギリスにとって、海外権益の維持・拡充を保証する海洋支配体制の確立は急務であった。その柱となったのは、近代化され、整備された海軍力と造船業、事あるときに「陰の海軍」の役割をも担う海運業である。東アジアの海をも制し得た、大英帝国によるたくみな海洋支配の構造を明らかにする。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 帆船と蒸気船(海洋帝国イギリスの基礎
  • イースト・インディアマンの退場 ほか)
  • 2 アヘン戦争と東インド会社(イギリス海軍史におけるアヘン戦争
  • 広東貿易とアヘン密貿易 ほか)
  • 3 アロー戦争前後の英米海軍(ペリーとエルギン
  • 条約体制下の諸問題 ほか)
  • 4 海洋支配の構造(インド・中国ルートの植民地基地
  • イギリス海軍の再編 ほか)
  • 5 ヴィクトリア時代の軍縮論と軍拡論(平和的自由貿易論者R.コブデン
  • 自由主義的海軍政策 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 アジアの海の大英帝国 : 19世紀海洋支配の構図
著作者等 横井 勝彦
書名ヨミ アジア ノ ウミ ノ ダイエイ テイコク : 19セイキ カイヨウ シハイ ノ コウズ
シリーズ名 講談社学術文庫
出版元 講談社
刊行年月 2004.3
ページ数 311p
大きさ 15cm
ISBN 4061596411
NCID BA66230617
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全国書誌番号
20570387
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言語 日本語
出版国 日本
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