家計からみる日本経済

橘木俊詔 著

戦後、目覚ましい高度経済成長を遂げた日本。しかし「成長至上主義」は、一方でゆとりある人間らしい生活を常に犠牲にしてきた。そして、いま長期不況のもとで、その歪みが深刻化している。サービス残業は増え続け、所得格差は広がり、貧困家計も増える一方である。生活者の「家計」から日本経済を分析し、産業重視の政策からの転換を説く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 行き先を見失った日本経済(経済成長至上主義の限界
  • 長期不況を脱却するための政策論議 ほか)
  • 第2章 家計からみた戦後の日本経済(戦後日本経済の軌跡-家計の貧困から経済大国へ
  • 消費の拡大 ほか)
  • 第3章 豊かさを実感しない家計の存在(経済成長を支えた長時間労働
  • 高すぎる物価水準 ほか)
  • 第4章 家計の経済危機(貧困家計の増加と所得格差の拡大
  • 長時間労働と失業不安という矛盾 ほか)
  • 第5章 社会保障制度改革と家計の対応策(社会保障制度の改革
  • 低成長下でも豊かに生きていくために)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 家計からみる日本経済
著作者等 橘木 俊詔
書名ヨミ カケイ カラ ミル ニホン ケイザイ
シリーズ名 岩波新書
出版元 岩波書店
刊行年月 2004.1
ページ数 213p
大きさ 18cm
ISBN 4004308739
NCID BA65337262
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全国書誌番号
20555628
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言語 日本語
出版国 日本
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