新オーストリア学派の思想と理論

越後和典 著

本書は、日本ではまだ十分に研究されていない、ルトヴィヒ・フォン・ミーゼスを頂点とする新オーストリア学派の経済学方法論の真髄と、その根底にある思想の特質を解明する。第一に、周知のハイエクと対立するロスバードなど一般に知られていない論客の研究成果を詳細に検討し、第二に、主流派経済学の政策論に新オーストリア学派の立場から透徹した批判的考察を加え、第三に、今世紀の日本経済の最大の課題が、干渉政策を排し市場経済を純化することにある、とする著者の持論を展開する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 新オーストリア学派の市場経済擁護論
  • 第2章 経済学の人間行為学的方法
  • 第3章 経済的効率性の概念について
  • 第4章 分配の公正について
  • 第5章 公共財理論について
  • 第6章 競争・独占・独占禁止政策について
  • 終章 新オーストリア学派の現状認識

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 新オーストリア学派の思想と理論
著作者等 越後 和典
書名ヨミ シン オーストリア ガクハ ノ シソウ ト リロン
シリーズ名 Minerva現代経済学叢書 59
出版元 ミネルヴァ書房
刊行年月 2003.10
ページ数 211p
大きさ 22cm
ISBN 462303822X
NCID BA64016489
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全国書誌番号
20494848
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言語 日本語
出版国 日本
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