人力車が案内する鎌倉

青木登 著

最近、どこかの街角で、人力俥が通りすぎるのを見たことがないだろうか。まるで白日夢のように、晴れ渡った空の下、カラカラと車輪を回しながら、屈強な男が車を引いて走り去る。あれは上野か浅草か、いや京都だったろうか。かつて日本中に二十二万台あったといわれる、日常交通としての人力俥ではない、観光ガイドを兼ねた平成の人力俥、いわゆる「観光人力俥」が今彼方此方で元気に走り回っている。なかでも湘南の古都鎌倉を走る観光人力俥は、箱根の東側ではもっとも古い二十年の歴史を持つ。その二十年の歴史を切り開いてきたのが、鎌倉有風亭の青木登である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 現代に生きる人力俥(人力俥とは?
  • 観光人力俥
  • 鎌倉人力俥夫
  • 現代の人力俥と俥夫の技術)
  • 第2章 鎌倉人力俥巡り(北鎌倉コース
  • 旧鎌倉コース
  • 太平記コース
  • 扇ガ谷・長谷・由比ヶ浜コース)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 人力車が案内する鎌倉
著作者等 青木 登
書名ヨミ ジンリキシャ ガ アンナイスル カマクラ
シリーズ名 光文社新書
出版元 光文社
刊行年月 2003.9
ページ数 206p
大きさ 18cm
ISBN 4334032133
NCID BA63659315
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全国書誌番号
20477834
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言語 日本語
出版国 日本
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