アメリカの保守本流

広瀬隆 著

イラク侵攻を主導し、いまやホワイトハウスを牛耳るアメリカの新保守主義者、いわゆるネオコンとはいったい何者なのか。彼らを動かす軍事シンクタンクの思想は、アメリカ国民をどこに誘導しようというのか。彼らの活動資金は、どこからでているのか。ブッシュ大統領を侵攻へと駆り立てたのは、石油利権などではない。現在のアメリカの権力構造を理解しようとするなら、保守本流の深層、「鉄道資本」と「石炭産業」の歴史をまずひもとく必要がある。そして、その保守を変容させるネオコンこそが、アメリカを、さらに世界を危機に追いやっているのだ。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序 アメリカの暴走
  • 第1章 保守本流とネオコン(黒幕ビル・クリストルとネオコン七人組
  • 過去のユダヤ人の反体制・反戦運動 ほか)
  • 第2章 アメリカの鉄道資本とは何か(大陸横断ユニオン・パシフィック鉄道
  • アメリカ史を動かす鉄道会社とスタンフォード大学 ほか)
  • 第3章 保守派のマーチャント・バンカー(メリル・リンチとブッシュ・ファミリー
  • 軍需財閥、ボーイングとロッキード・マーティン ほか)
  • 第4章 シンクタンクがばらまく軍事思想(マードックとロスチャイルド人脈による煽動プロパガンダ
  • シンクタンク人脈が進めるアジアの友好破壊工作 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 アメリカの保守本流
著作者等 広瀬 隆
書名ヨミ アメリカ ノ ホシュ ホンリュウ
シリーズ名 集英社新書
出版元 集英社
刊行年月 2003.9
ページ数 254p
大きさ 18cm
ISBN 4087202100
NCID BA63617905
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全国書誌番号
20496962
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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