著者たちは学校における文化的多様性に関するさまざまな研究や著作を概観できるような本を出版したいとの思いで、本書を執筆しました。アメリカのほとんどの学校に、それが地方であれ、郊外であれ、都市部であれ、どこに立地しているかにかかわらず、英語が第一言語ではない生徒、教師、地域住民が存在しています。著者たちは学校の校長や他の管理職が多様性を肯定的にとらえ、教師がその専門的な力量向上を通じて、社会の主流ではない人種・エスニック・文化集団の家庭を含むすべての子どもたちにより良いかたちで学習を保障できるようにすることが、とても重要だと考えています。著者たちは学校における社会正義の実現を強く支持しており、この問題に関する著者たちの信念や考え方を学校管理職の皆様と分かち合うための試みとして、本書を書きました。
「BOOKデータベース」より