岡部伊都子 著
沖縄戦での許嫁の死、生家の破産、離婚。病弱な女ひとりの境涯を支える為、細々とラジオに寄稿し始めて五十年、一貫して無名の庶民の心性に寄り添い、魂の深部から響いてくる真実の言葉を刻み続ける。自然の風景に、仏像の佇まいに、平凡な暮しの道具に、そして何より心の心の中に美を求める珠玉の八十八篇が、厳しくもしなやかな半生の美への巡礼の足跡を指し示す。
「BOOKデータベース」より
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