無垢の力 : 〈少年〉表象文学論

高原英理 著

近代日本文学の正統から排除された少年愛=自己愛の文化的系譜をたどり、「無垢」のイメージに託された価値と理論を現代に問う力作評論。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 無垢の幻影
  • 第1章 自己愛という不可能-折口信夫『口ぶえ』
  • 第2章 弱くあることの権利-山崎俊夫『夕化粧』
  • 第3章 憧憬の成立-江戸川乱歩『乱歩打明け話』
  • 第4章 自己愛の破綻-江戸川乱歩『孤島の鬼』
  • 第5章 断念の力-稲垣足穂『少年愛の美学』
  • 第6章 不完全な青年-三島由紀夫『仮面の告白』1
  • 第7章 押し隠された少年-三島由紀夫『仮面の告白』2
  • 第8章 敗戦後日本の私設天皇-三島由紀夫『英霊の声』
  • 終章 憧憬の行方-乙女・耽美・客体性の魅惑

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 無垢の力 : 〈少年〉表象文学論
著作者等 高原 英理
書名ヨミ ムク ノ チカラ : ショウネン ヒョウショウ ブンガクロン
出版元 講談社
刊行年月 2003.6
ページ数 261p
大きさ 20cm
ISBN 4062116715
NCID BA62510655
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全国書誌番号
20422473
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言語 日本語
出版国 日本
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