表面物理学

村田好正 著

21世紀の科学は金属の触媒作用の解明のような「機能の解明」が研究の中心課題になるであろう。機能の探求にとって欠かせないものとして、表面の動的過程の量子論的な研究、電子相関を取り入れた電子過程の解明、それらにとって出発点になる研究に適した物質系の開発が今後の重要な課題である。そしてこの新しい物質系の作製はこれまでに蓄積された表面科学の知識を活用することで可能になるであろう。このように表面物理学は現在転換期にあるので、本書はこのことを考慮した内容にした。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 はじめに
  • 2 表面の構造
  • 3 表面の電子構造
  • 4 表面の振動現象
  • 5 表面の相転移
  • 6 表面の動的現象
  • 7 おわりに

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 表面物理学
著作者等 村田 好正
書名ヨミ ヒョウメン ブツリガク
シリーズ名 朝倉物理学大系 / 荒船次郎 ほか編 17
出版元 朝倉書店
刊行年月 2003.3
ページ数 305p
大きさ 22cm
ISBN 4254136870
NCID BA61617154
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全国書誌番号
20393762
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言語 日本語
出版国 日本
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