〈癒す知〉の系譜 : 科学と宗教のはざま

島薗進 著

医療や諸科学の"近代的な知"に不満や限界を感じた人々は、それに代わる"癒す知"=自然食や心理療法を求めた。玄米食を尊ぶ正食運動や、身心の自然機能により神経症を治療する森田療法は、宗教や霊性と科学の知をどのように融合させようとしたのだろうか。痛みや苦しみから解放された「生きがいある生」を探ろうとした、もう一つの精神史。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 "癒す知"の系譜学(ポストモダンの"癒す知"
  • 近代科学と代替知運動 ほか)
  • 2 「食養」としての"癒す知"(「自然食」の源流
  • 石塚左玄と食養会運動 ほか)
  • 3 心理療法としての"癒す知"(日本の心理療法史と森田療法
  • 呉秀三から森田正馬へ ほか)
  • 4 世界観としての"癒す知"(食養運動の転回
  • 新しい世界観 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 〈癒す知〉の系譜 : 科学と宗教のはざま
著作者等 島薗 進
書名ヨミ イヤス チ ノ ケイフ : カガク ト シュウキョウ ノ ハザマ
シリーズ名 ニューヒストリー近代日本 5
出版元 吉川弘文館
刊行年月 2003.3
ページ数 266, 19p
大きさ 20cm
ISBN 4642037047
NCID BA61162688
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全国書誌番号
20384119
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言語 日本語
出版国 日本
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