森鴎外の歴史意識とその問題圏 : 近代的主体の構造

野村幸一郎 著

自由民権思想、社会ダーウィニズム、生命主義、マルキシズム…「西洋」という普遍との格闘の中で獲得されていった、日本近代の"主体性"を透視する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 没落士族のシティズン・シップ-明治初期の政治小説(「保存する個人」と「世界史的個人」
  • "亡国"という心傷 ほか)
  • 第2章 明治の社会ダーウィニズムと美的生活論争(美的生活論と社会ダーウィニズム
  • 美的生活論とニーチェ ほか)
  • 第3章 一九一〇年代の森鴎外(史実と神話の間-五条秀麿物(一)
  • ルドルフ・オイケンの受容-五条秀麿物(二) ほか)
  • 第4章 「生命」という陥穽-大正期の与謝野晶子(霊と肉の一致へ
  • 晶子と婦人解放思想 ほか)
  • 第5章 資本主義と自己意識-小林秀雄の私小説批評("私"の封建的性格
  • 故郷を失った"私"の抽象性 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 森鴎外の歴史意識とその問題圏 : 近代的主体の構造
著作者等 野村 幸一郎
書名ヨミ モリ オウガイ ノ レキシ イシキ ト ソノ モンダイケン : キンダイテキ シュタイ ノ コウゾウ
出版元 晃洋書房
刊行年月 2002.11
ページ数 206p
大きさ 20cm
ISBN 4771013985
NCID BA5999087X
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20359685
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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