残り火のいのち在宅介護11年の記録

藤原瑠美 著

残り少ない大切ないのちを、最期まで慈しんだ-。本書は、痴呆症を病んだ老齢の母に、あたう限りの愛情を注いで在宅で看取った、ある女性の11年間に及ぶ感動の記録である。「介護者有業副介護者なし」という過酷な条件の中で、著者は福祉公社やボランティアの人たちの「社会の手」を借りて、仕事と介護を両立させ続けた。幼児に還っていく母は、ほんとうにいとおしかった。母は、生きる勇気と力をくれた。これは、介護という現実に直面している方々への、あたたかな励ましの書でもある。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 自宅で母は自然に逝った
  • 介護者有業副介護者なし
  • 社会の手を借りる
  • 寝たきり痴呆と宣告される
  • 母のひと言に救われる
  • わが家にいい空気を作った
  • 夢と目標をみんなで共有した
  • 「介護ノート」から
  • もう入院はしない
  • 点滴は必要なのか
  • 仕事を休んでください
  • 満月の夜
  • 再び口から飲み始める
  • 風邪は恐い
  • 介護保険に思う
  • 二四時間の看護サービスが欲しい
  • ママが死んでしまう
  • 叔父は社会の手で看取られた
  • いのちのゴール
  • ライフ ゴーズ オン

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 残り火のいのち在宅介護11年の記録
著作者等 藤原 瑠美
書名ヨミ ノコリビ ノ イノチ ザイタク カイゴ 11ネン ノ キロク
シリーズ名 集英社新書
出版元 集英社
刊行年月 2002.9
ページ数 221p
大きさ 18cm
ISBN 4087201597
NCID BA58716817
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全国書誌番号
20331557
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言語 日本語
出版国 日本
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