英語教育の現場においてリスニング・スピーキングを中心としたオーラル・コミュニケーション教育の重要性が増していることは周知の事実である。大学では「言語コミュニケーション」、「英語コミュニケーション」、「音声表現法」など様々な名称で授業が開講され、ディベート、ディスカッション、スピーチ、レシテーション、ドラマなどが指導されている。しかし、それらを理論と実践の両面から包括的に網羅した、分かりやすく使いやすい「教師のための指導書・参考書・専門書」は少ない。本書では執筆者が各自のオーラル・コミュニケーション指導の理論と実践を学生の発表原稿とともに詳細に解説する。
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