魚類の社会行動  2

中嶋康裕, 狩野賢司 共編

私たちはさまざまな社会的関係をもちながら暮らしています。魚類も、異性間はもちろん、同性間、親子間、ときには異種間においても、繁殖や餌や隠れ家などをめぐって、さまざまな社会的関係が生じています。このシリーズでは魚類の社会行動・社会関係の興味深いトピックスをとりあげ、進化生物学・行動生態学の視点から掘り下げて、詳しくかつわかりやすく解説しました。理論や事実を解説・紹介するだけではなく、研究プロセスについても、きっかけ・動機をはじめ、どんな苦労があったか、それをどう工夫して乗り越えたか、どんな思わぬ展開がみられたかなどを、臨場感たっぷりに書き込んであります。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 雄が小さいコリドラスとその奇妙な受精様式(研究材料アカコリ
  • いつ、どの雄が受精させるのか ほか)
  • 2 カジカ類の繁殖行動と精子多型(ヨコスジカジカ-漁師の嫌われ者
  • 精子の形はいろいろ ほか)
  • 3 フナの有性・無性集団の共存(諏訪湖のフナ
  • 有性生殖2倍のコスト ほか)
  • 4 ホンソメワケベラの雌がハレムを離れるとき(性転換するさんぱつ屋
  • 船越のホンソメワケベラの産卵時刻とハレム外産卵 ほか)
  • 5 タカノハダイの重複なわばりと摂餌行動(研究準備
  • 研究開始 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 魚類の社会行動
著作者等 中嶋 康裕
幸田 正典
桑村 哲生
狩野 賢司
書名ヨミ ギョルイ ノ シャカイ コウドウ
巻冊次 2
出版元 海游舎
刊行年月 2003.4
ページ数 210p
大きさ 21cm
ISBN 4905930782
NCID BA57032102
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全国書誌番号
20410212
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言語 日本語
出版国 日本
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