W文学の世紀へ : 境界を越える日本語文学

沼野充義 著

ドナルド・キーンをして本物の天才と言わしめた安部公房から、文壇の常識はずし町田康まで、日本語文学はどのように新しい「世界」を創っていくのか。言葉と文化・人間をまっすぐに見つめた文章三八篇。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 世界の中の日本文学-越境、それとも境界の変更?
  • 「小説の方法」に導かれて-われらの大江から世界のオーエへ
  • 辺境という罠-安部公房は本当に「無国籍作家」か
  • 砂漠と辺境の詩学-『砂漠の思想』安部公房著
  • ロシアより愛をこめて-島田雅彦と「手法としての亡命」
  • 言葉の渦に呑まれて-『かがやく水の時代』津島佑子著
  • したたかな言語感覚-『夫婦茶碗』町田康著
  • 進化するコトバ
  • プーシキン対マクドナルドの苛烈な戦い
  • アヴァンギャルド芸術について〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 W文学の世紀へ : 境界を越える日本語文学
著作者等 沼野 充義
書名ヨミ W ブンガク ノ セイキ エ : キョウカイ オ コエル ニホンゴ ブンガク
シリーズ名 五柳叢書
出版元 五柳書院
刊行年月 2001.12
ページ数 269p
大きさ 20cm
ISBN 4906010962
NCID BA55349425
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全国書誌番号
20279015
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言語 日本語
出版国 日本
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