漢詩 : 美の在りか

松浦友久 著

漢詩三千年の悠久の歴史は、中国をはじめ、漢字文化圏の人々の歓び悲しみをうたいつつ、数多くの名作を生みだして今日にいたっている。日本においても、古来、短歌・俳句とともに日本人の詩情を豊かに育み、独自の世界を形成してきた。広くて深い漢詩の魅力と生命力の実態-美の在りか-を、詩歌鑑賞の新しい視点から説き明かす。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 詩人とその詩境-典型を生んだ四人の詩人(陶淵明
  • 李白 ほか)
  • 2 主題とそのイメージ-志の之くところ(友情(閨怨)
  • 戦乱(経世) ほか)
  • 3 詩型とその個性-「かたち」と「こころ」("美のかたち"としての主要定型
  • 律詩と絶句 ほか)
  • 4 詩跡(歌枕)の旅-名詩のふるさと(漢詩と風土
  • 詩跡になった景勝地 ほか)
  • 5 「文語自由詩」としての訓読漢詩-定型詩(和歌・俳句)との相補性(訓読漢詩の生命力
  • "視覚"と"聴覚"の二重性 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 漢詩 : 美の在りか
著作者等 松浦 友久
書名ヨミ カンシ : ビ ノ アリカ
シリーズ名 岩波新書
出版元 岩波書店
刊行年月 2002.1
ページ数 261p
大きさ 18cm
ISBN 4004307686
NCID BA55140975
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全国書誌番号
20245659
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言語 日本語
出版国 日本
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