道元 原著 ; 安良岡康作 全訳注
『正法眼蔵』は人間の在りようを探究した宗教書であり、また、「道理」を追求した中世文学の最高傑作でもある。人間の真の生き方を求め、ただひたすら修行に没頭した菩提達磨・普賢大師・天童和尚ら古の仏者たち。道元は、その行状を力強い輝く文章で生き生きと再現し、行持の行持たるゆえんを深く高く思索してゆく。中世文学の泰斗が読み解く、道元の語る修行の本質。
「BOOKデータベース」より
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