伝統の創造力

辻井喬 著

日本の文化が衰弱していると感じられるのはなぜか。教育改革論議で典型的に見られる「伝統尊重」の狙いは何か。情報化・消費化の進行を把え返しながら、詩歌・小説の歩みを思想性に着目して検証。伝統を「大胆な自己革新を行う運動体」「新しい文化芸術を形成する源」と位置づけて、混迷する時代における芸術・社会の再生を問う。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 文学の衰弱(熱気を失った現代文学
  • 詩のもつ位置と現在-短歌・俳句への批判と反批判 ほか)
  • 第2章 衰弱の原因(統計から文化状況が見えるか
  • 高度成長・技術革新-第一の理由 ほか)
  • 第3章 日本文化の伝統とは何か(伝統論を避けた印象批評、事大主義
  • 論じられるべき伝統 ほか)
  • 第4章 伝統の継承(文学の危機への対応
  • "歌"は聴こえるか? ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 伝統の創造力
著作者等 辻井 喬
書名ヨミ デントウ ノ ソウゾウリョク
シリーズ名 岩波新書
出版元 岩波書店
刊行年月 2001.12
ページ数 206p
大きさ 18cm
ISBN 4004307627
NCID BA54819363
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全国書誌番号
20230635
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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