映画の真実 : スクリーンは何を映してきたか

佐藤忠男 著

たとえばアジア映画を見て、アジアの現実がわかるだろうか。映画に描かれた世界は美化されているのでわからないと批判するのは簡単だ。しかし、国、民族、社会、そこに暮らす人々が理想とする自画像だからこそ美化されるのであり、それに共感しながら見るのも楽しみ方の一つである。日本、アジア、ハリウッドなど世界の映画を縦横無尽に語りつつ、映像表現の新たな魅力を紹介する、作品論を超えた映画入門。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 「羅生門」再考-自尊心と真実
  • 史観と映画
  • 映画は歴史をどう作り変えるか
  • 恋愛のグローバリゼーションと映画
  • 反グローバリゼーションの映画
  • 戦争と映画
  • 国際理解と映画
  • 映画と言語-統合と分化
  • ドキュメンタリーとデモクラシー
  • 面白さの覇権と防衛
  • 黒沢明とサムライについて

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 映画の真実 : スクリーンは何を映してきたか
著作者等 佐藤 忠男
書名ヨミ エイガ ノ シンジツ : スクリーン ワ ナニ オ ウツシテキタカ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論新社
刊行年月 2001.11
ページ数 240p
大きさ 18cm
ISBN 4121016165
NCID BA54416560
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20230639
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想