藤田覚 編
本書は、二〇〇〇年度史学会大会近世史部会のシンポジウムの報告を軸として構成されている。近世史、とくに近世の解体過程の研究にとって、諸矛盾の集中的な表現として幕政改革、藩政改革研究が重要であるという認識を前提に、「近世三大改革論の再検討」というテーマを掲げて、いくつかの視角から幕府の三大改革を再検討することを試みた。また、当日の報告のほかに四本の論文を加え、より幅広い論点とシンポジウムの成果を提示した。
「BOOKデータベース」より
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