紫式部 著 ; 今泉忠義 訳
雲居の雁との恋を成就した夕霧は中納言となる。准太上天皇となった源氏の四十賀宴も盛大におこなわれ、「光源氏の物語」は大団円へ進むかに見えたが…。栄華の頂点から世俗の汚濁へと巻きこまれていく源氏たち登場人物の心理描写の鋭さによって、作品世界はその深みを増す。完訳『源氏』第四巻は、「藤袴」から「若菜下」までを収録する。
「BOOKデータベース」より
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