アフガニスタンの風

ドリス・レッシング 著 ; 加地永都子 訳

ソ連軍のアフガニスタン侵攻から7年目の1986年、ひとりの女性作家がパキスタンの国境の町を訪ね、アフガニスタンの人々のなまなましい声を聴き取った。乏しい武器で闘うレジスタンスの兵士たち。イスラムの掟にしばられ、全身をすっぽり布で覆った女性たち。住み慣れた土地を逃れ、何年もキャンプ暮らしをする難民たち。「だれもが隊長で、だれも家来にはなれない」-多種多様な民族があつまった、独立自尊の民。超大国の圧倒的武力を相手にしたとき、この国に何が起きたのか。人類をとらえつづける戦争という病を考えるための、重要な報告がここにある。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 カッサンドラーは髪をふりほどいた
  • 2 われらの叫びは風に流される
  • 3 レジスタンス戦士タジワル・カカール夫人は語る
  • 4 西側の意識の不思議

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 アフガニスタンの風
著作者等 Lessing, Doris May
加地 永都子
Lessing Doris
レッシング ドリス
書名ヨミ アフガニスタン ノ カゼ
書名別名 The wind blows away our words
出版元 晶文社
刊行年月 2001.11
版表示 新装版.
ページ数 228p
大きさ 20cm
ISBN 4794927746
NCID BA54201167
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全国書誌番号
20222111
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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