軽部謙介 著
綿密な政治観察、相矛盾する根回し、世論へのきめ細かな働きかけ…。米国務省と東京の米国大使館のやりとりが克明に記されている90年代前半の米国の機密公電を入手した著者は、膨大な文書を読み解きながら、日米交渉の舞台裏を生々しく再現。現米国政権との経済交渉や21世紀の多国間交渉の課題を浮き彫りにする。日米交渉の記録から何が読み取れるのか。鏡に映し出されたような日本の姿から何を教訓として導き出すべきなのか。
「BOOKデータベース」より
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