機密公電 : ドキュメント : 日米経済交渉の米側記録は何を語るか

軽部謙介 著

綿密な政治観察、相矛盾する根回し、世論へのきめ細かな働きかけ…。米国務省と東京の米国大使館のやりとりが克明に記されている90年代前半の米国の機密公電を入手した著者は、膨大な文書を読み解きながら、日米交渉の舞台裏を生々しく再現。現米国政権との経済交渉や21世紀の多国間交渉の課題を浮き彫りにする。日米交渉の記録から何が読み取れるのか。鏡に映し出されたような日本の姿から何を教訓として導き出すべきなのか。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 米国は日本に何を求めていたのか(「国難に遭遇するぞ」
  • 公電の書かれ方
  • しぼむSII
  • リージョナリズムは悪魔か
  • 自由化の十字軍
  • 日米包括協議
  • 首脳会議の準備
  • 細川政権へのシンパシー)
  • 2 鏡に映った日本(秘密合意
  • 第三国に手を回せ
  • 綿密な政治観察
  • 世論の見極め
  • 激烈な交渉
  • 対応はバラバラ
  • 政治家詣で)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 機密公電 : ドキュメント : 日米経済交渉の米側記録は何を語るか
著作者等 軽部 謙介
書名ヨミ キミツ コウデン : ドキュメント : ニチベイ ケイザイ コウショウ ノ ベイガワ キロク ワ ナニ オ カタルカ
出版元 岩波書店
刊行年月 2001.10
ページ数 214p
大きさ 20cm
ISBN 4000225146
NCID BA54124135
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全国書誌番号
20211237
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言語 日本語
出版国 日本
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