情報エコノミー

吉川元忠 著

アメリカの十年に及ぶ好況はニュー・エコノミーともてはやされ、IT革命の成果による繁栄と謳われて、日本経済の停滞をこの革命の立ち遅れに求める見方が多かった。だが、果してそうだろうか。本書は情報の歴史を経済的側面からたどり、その最新段階としてのIT革命を分かりやすく分析。それがもたらす経済社会と新しい経済学への変貌を描くことで、IT革命の日本的展開のありかたを明示する。IT社会を生き抜くための、この一冊。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 歴史の中の情報エコノミー(前情報社会
  • 第一情報社会
  • 地球ネットワークの時代
  • 新段階としてのIT革命)
  • 第2章 IT社会の経済学(基本的性格をどう捉えるか
  • 「知価社会」化は起こらない
  • 一物一価への道-B2Bはデフレにつながる
  • 変わる後発国発展の枠組み)
  • 第3章 ニュー・エコノミーの誤算(「千年王国」はどのように出現したか
  • IT革命対資源・エネルギー経済
  • ニュー・エコノミーが残したもの)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 情報エコノミー
著作者等 吉川 元忠
書名ヨミ ジョウホウ エコノミー
シリーズ名 文春新書
出版元 文藝春秋
刊行年月 2001.10
ページ数 206p
大きさ 18cm
ISBN 4166602012
NCID BA53928556
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20208376
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想