ポスト現代のマルクス

的場昭弘 著

現代社会は過去も未来もない暗闇をひた走っている。21世紀という新しい時代を迎えたにもかかわらず世紀末の不安が色濃く残り、未来もまったく見透せない。未来はあたかもマルクス主義の衰退とともに20世紀に封印されてしまったかのようである。21世紀にマルクスの復活はありうるのか。行き先の見えないポスト現代を脱出する可能性をマルクスに読めるのか。マルクスの可能性を探る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 二一世紀マルクスから何がみえるか
  • 世界の序列づけに対抗する論理をいかに読み込むか
  • マルクスにこれから何を読むか-シンポジウムを振り返って
  • マルクスをマルクスとして見るために今おこなわねばならないこと
  • マルクスに何を望むか
  • スピノザとマルクス-マルクスにとって弁証法と唯物論ははたして必要か
  • アルチュセールとマルクス-「沈黙」と「不在」、そして生きられたマルクス
  • 広松渉が見たマルクスの共産主義-広松渉の意思を継承発展するために
  • エンゲルス学事始め
  • 今「フォイエルバッハ・テーゼ」を読む意味
  • 南北問題とポスト現代
  • 日本におけるマルクス研究の現況
  • ポスト現代の社会学とは

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ポスト現代のマルクス
著作者等 的場 昭弘
書名ヨミ ポスト ゲンダイ ノ マルクス : マルクスゾウ ノ サイコウセイ オ メグッテ
書名別名 マルクス像の再構成をめぐって
出版元 御茶の水書房
刊行年月 2001.9
ページ数 264p
大きさ 20cm
ISBN 4275018788
NCID BA53869184
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全国書誌番号
20213572
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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