未来志向の憲法論

ドイツ憲法判例研究会 編

人間の憲法的意義がつきつめて論究されていることに加えて、憲法論の基軸は人間ではなく、人間を含む自然全体なのではないか、憲法論は現在の世代だけではなく、将来の世代をも視野に入れるべきではないのか、更に、憲法論が自然全体や将来世代をも視野に入れるようになった場合、国家と国民との関係を単に侵害者‐被侵害者の関係としてのみ捉え続けてもよいのか、といった問題が、立入って検討されている。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 基礎理論(法と倫理
  • 憲法問題としての「次世代に対する責任」-「世代間契約としての憲法」をめぐって
  • 人権ないしは基本権の存立を支える思考原点としての「人間の尊厳」 ほか)
  • 2 環境と憲法(環境保護と「人間の尊厳」
  • 環境保護と国家の基本権保護義務
  • 自然環境の利用と保全-生態系保護の憲法論 ほか)
  • 3 科学技術と憲法(憲法23条の学問の自由
  • 未出生の生命の憲法上の地位を人工生殖・生命操作技術-ドイツの理論の問題点と可能性
  • ヒト・クローン技術の法的規制とその根拠 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 未来志向の憲法論
著作者等 ドイツ憲法判例研究会
戸波 江二
青柳 幸一
栗城 寿夫
書名ヨミ ミライ シコウ ノ ケンポウロン
出版元 信山社
刊行年月 2001.8
ページ数 611p
大きさ 22cm
ISBN 4797219068
NCID BA53577156
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全国書誌番号
20301215
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言語 日本語
出版国 日本
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