三上隆三 著
わが国の貨幣の名称として世界的に知られている「円」。明治四年五月の「新貨条例」によって正式に定められたその通貨単位は、実はいろいろな謎をもつ不思議な呼称なのである。新しい貨幣が「円」と定められる前に円と呼ばれていたのはなぜか、円の横文字表記はなぜ「EN」ではなく「YEN」なのか、円を表すマークである「¥」はいつ、どのようにして生まれたか。本書は、そまざまな資料をもとにこれら「円」に秘められた謎を解き明かす、異色の貨幣物語である。
「BOOKデータベース」より
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