重光・東郷とその時代

岡崎久彦 著

大東亜戦争を全身全霊で戦った帝国日本、滅びの叙事詩。日本外交の栄光を支えた昭和前期の外交官群像。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 歴史の真実-現在生きている人間の価値観だけで歴史は書けない
  • 満洲国承認-石原莞爾の鬼謀によって満洲はたちまち制圧された
  • 連盟脱退と満洲建国-国家社会主義や五族協和という理想を満洲に夢見て
  • 最後の平和-満洲事変は収まり日中関係改善のチャンスが訪れた
  • 二・二六事件-昭和十年、十一年、日本国内の潮流は大きく変った
  • 迫り来る戦雲-昭和十年、十一年、アジアも欧州も大きく変化した
  • 盧溝橋事件-中国側に対日抗戦の時機が来たとの雰囲気が漲った
  • 南京占領-外交手段による事態収拾の努力は懸命に続けられた
  • 泥沼へ-事変勃発後の世論は政府の強硬態度を強く支持した
  • 三国同盟の締結-日・独・伊三国の枢軸同盟を最後まで拒否した人たち
  • 破滅的な松岡洋右外交-新体制運動は人心一新を望む国民に広く支持された
  • 真珠湾へ-ハル・ノート発出後は誰も戦争に反対できなかった
  • 栄光に酔った六ヶ月-日露戦争のときと同じ感激の波が全アジアに走った
  • 大東亜共栄圏-アジアの独立を実現すべく大東亜会議が開催された
  • 敗戦の教訓-日本を破滅的な惨禍から救う唯一の戦い方があった
  • 滅びの叙情詩-硫黄島で日本の将兵は人間としての真価を発揮した
  • もう、やめねばならない-明治以来続いた栄光はうたかたのごとく消え去った

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 重光・東郷とその時代
著作者等 岡崎 久彦
書名ヨミ シゲミツ トウゴウ ト ソノ ジダイ
出版元 PHP研究所
刊行年月 2001.6
ページ数 429p
大きさ 20cm
ISBN 456961664X
NCID BA5323008X
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20184577
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言語 日本語
出版国 日本
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