物語韓国人

田中明 著

古代には、中国と日本の間で、時に戦い、時に和し、したたかな対応をしていた半島の人々だったが、しだいに文を尚び武を軽視するようになる。ことに十六世紀に入り、朱子学を尊信する文化人の支配が始まると、華夷思想により、中華帝国の藩屏の地位に安住し、国内には観念的な道学的政治論とすさまじい権力闘争(党争)が横行する…。「日韓新時代」といわれながら、依然、日本人には見えにくい隣国の歴史の真相を透視する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 身近な古代韓国人
  • 第2章 大陸との距離
  • 第3章 消え行く「勇者の時代」
  • 第4章 リアリズムの喪失
  • 第5章 党争と儒教知識人
  • 第6章 華夷思想という麻薬
  • 第7章 心に残る文章

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 物語韓国人
著作者等 田中 明
書名ヨミ モノガタリ カンコクジン
シリーズ名 文春新書
出版元 文藝春秋
刊行年月 2001.8
ページ数 191p
大きさ 18cm
ISBN 4166601881
NCID BA53160734
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全国書誌番号
20197528
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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