柴田三千雄 著
近代の一体的な「資本主義的世界体制」は、どのような論理をもって成立するのか。世界体制が凝集力をもって構造化されていく中で、民衆運動のエネルギーもまた反抗と凝集との両義性をもって「体制構築」にかかわった。「近代」と「民衆」という戦後歴史学の二大テーマに、根本的な語義転換を企図した野心作。
「BOOKデータベース」より
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