ゴルフを知らない日本人 : 遊びと公共性の文化史

市村操一 著

ゴルフ人口一千万、コース二千四百-。これほどのゴルフ大国でありながら、日本のゴルフは本当に開かれたスポーツになっただろうか?本書では、ゴルフが育まれたスコットランドの歴史をひもとき、本来の遊びと公共性の精神に立ち戻る。「なぜゴルフはマナーに厳しいか」「セント・アンドルーズはいかにしてゴルフの聖地となったか」「特権階級のクラブはいつ出現したか」など、ゴルフ文化の変遷を訪ねる。さらに子どもや環境を大切にするゴルフについても提唱し、スコアよりも大切な「教養としてのゴルフ」にアプローチ。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • なぜ日本のゴルフは未熟なのか-忘れられた歴史と精神
  • ゴルフの起源はどこまでたどれるか-十五世紀のヨーロッパ
  • 宗教改革とゴルフ-禁じられた遊び
  • 大学と教会に認められたゴルフ-学生のレクリエーション
  • ゴルフクラブの出現とルールの制定-十八世紀のゴルファー
  • セント・アンドルーズはいかにゴルファーの聖地となったか-遊びと公共性
  • ゴルフのイングランド化-社会的上昇の乗物としてのゴルフ
  • 世界に広がるゴルフ-大英帝国とともに
  • 女性のゴルフ史-レディース・パッティングクラブから
  • 日本のゴルフの百年-グリーン上のマネーゲーム
  • 子どもたちにゴルフを-21世紀のゴルフに向けて

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ゴルフを知らない日本人 : 遊びと公共性の文化史
著作者等 市村 操一
書名ヨミ ゴルフ オ シラナイ ニホンジン : アソビ ト コウキョウセイ ノ ブンカシ
シリーズ名 PHP新書
出版元 PHP研究所
刊行年月 2001.4
ページ数 213p
大きさ 18cm
ISBN 4569615880
NCID BA51661411
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全国書誌番号
20177632
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言語 日本語
出版国 日本
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