東北-つくられた異境

河西英通 著

東北の歴史が脚光を浴びている。縄文時代のイメージを塗り替える考古学上の成果はもとより、中世史から近現代史まで、新しいアプローチが始まっている。しかし、「遅れた東北」という見方はいまなお根強い。国民国家たらんとした近代日本は東北を辺境と位置づけ、後進性を強調しつづけた。東北はどう見られ、どう語られてきたのか。東北をめぐる膨大な言説を読み解き、「北」の視点から「多様な日本」を照らし出す新しい地域論。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • はじめに "東北"とはなにか
  • 第1章 異境と桃源郷の間
  • 第2章 「白河以北一山百文」
  • 第3章 燃える東北主義
  • 第4章 "東北"の生産
  • 第5章 開発と差別
  • 第6章 ナショナリズムとしての東北
  • 終章 その先の"東北"論へ

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 東北-つくられた異境
著作者等 河西 英通
書名ヨミ トウホク ツクラレタ イキョウ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論新社
刊行年月 2001.4
ページ数 212p
大きさ 18cm
ISBN 4121015843
NCID BA51606741
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全国書誌番号
20183919
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言語 日本語
出版国 日本
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