予算・財政監督の法構造

甲斐素直 著

財政法や財政監督法は、本来それ単独では存在し得ない法領域であって、国の場合であれば、その統治機構全体との調和が必要であり、また、地方自治体であれば、地方自治体の理念とのむすびつきが必要である。また、逆に、こうした財政や財政監督の要請が、国の統治機構や地方自治体に体する修正を迫ることもある。本書ではこうした全体的調整の中から財政や財政監督法が生まれてくることを示そうとしている。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1編 わが国予算制度の研究(予算の概念とその限界
  • 予算における支出授権と契約授権機能 ほか)
  • 第2編 わが国の財政監督制度(会計検査の歴史と現行会計検査院の権限
  • 検査の観点概念の再構成 ほか)
  • 第3編 ドイツの財政監督関連法(ドイツにおける連邦レベルの財政監督制度
  • バイエルン州の財政と財政監督制度 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 予算・財政監督の法構造
著作者等 甲斐 素直
書名ヨミ ヨサン ザイセイ カントク ノ ホウ コウゾウ
シリーズ名 日本大学法学部叢書 第15巻
出版元 信山社
刊行年月 2001.3
ページ数 500, 13p
大きさ 22cm
ISBN 4797230347
NCID BA51398076
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全国書誌番号
20240214
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言語 日本語
出版国 日本
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